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2015'01.10 (Sat)

長くて長くて、ごめんねごめんね。

こんばん~WAN!

中学2年生の時、読書感想文をみんなの前で発表するという課題がありました。
あの時「オリエント急行殺人事件」の感想を書いた、サトウ君を時々思い出します。

豪華客車や斬新な結末などには一切触れず、サトウくんは800字ほぼすべてで
「こんなに安易に人が殺されていいのでしょうか?
どのような理由があっても人殺しはいけません。
このような殺人の本が広く世界で読まれていることを残念に思う」と訴えていました。

探偵が出てくる推理小説を読んでの感想です。
サトウ君は非常にまじめな男子でしたから、ふざけていた訳ではありません。

何の話しかっていいますとね、こんな本を読んだんですよ。

akita.jpg

それでママは今、自分がサトウ君になってるのかなぁ?と感じちゃって。
あれから四半世紀の間、ママは時々サトウ君になっていたような気がします。
的外れ。見当違い。大前提が受け入れられない。
問われていることの意味が解らない。
求められていることが何かわからない。

この本は創生期とも言ってよい大正時代辺りから1991年までに実在した
名秋田犬を丁寧になぞった本です。
秋田犬の古い写真がバンバンあって、血統図とかもボンボンあって
名前だけ読んでも胸躍る漢字だらけの号もビンビン来て
手に取った時のワクワク感が半端なかったので、
お正月の夜、じっくり読もうとお布団に持ち込みました。
しかしほんの3ページほど読んだだけで、脱力。
思ってた内容と全然違うの。一応最後まで読みましたけどね。

akita2.jpg

ママは勝手に、秋田犬への愛に燃えた男が愛犬と共に日本中を旅して
各地で出会った名犬たちと恋をして、そしてさらなる名犬が生まれて、
数々の困難を乗り越え、世界に誇る秋田犬 made in 秋田県が確立!
なんて、甘っちょろく熱い本なんじゃなぁい?を思っていたんですよ。
ぜーんぜん違った。全くちっともかすりもしなかった。
表紙にも「系統読本」って書いてるじゃんね。

ちょっと前に変化(へんげ)朝顔を作り出す物語(フィクション)を読んだのですが
それに近かったかも。とにかく容姿を整えるために交配するだけのお話。
耳垂れ、長毛は「もちろん」のこと、耳立ち・前胸・首上りの角度から
脚の長さ、毛質、皮膚感、どれか一つでも期待を裏切る犬は「クズ犬」なんですって。
「クズ犬」のその後については書いてありませんでしたが、おそらく闇に消えてます。
(最後の方に「産子の処分」という言葉を見かけましたけどね)
しかしね、腹が立つとか悲しいとかじゃなく、ボーっと脱力するのみ。
脱力するにはちょうど良くお布団の中でしたから、ただじっと天井の木目を見る。

お友だちの秋田犬モモちゃん。
momovhan.jpg
この子は血統書を持っていました「が」、犬生前半は不幸せでしたよ。

ママは秋田犬の成り立ちを知れば、善ちゃんをもっと理解できるんじゃないかと
思っていたんですけど、これじゃさっぱりワケワカメ。
徹底して容姿のみにこだわっていて、気質についてはほとんど何も。
ほんの少しだけあった記述は、この血統はシャイ過ぎるから良くないという程度で
あとは立ち込み(立ち姿?)が貧弱であるとか、カンカンと高い声が情けないとか
欠点だと思われる点について少し述べられているだけでした。

秋田犬はかなり新しい犬種で、闘犬全盛期に血統が乱れてしまったということは
以前読んだ本で知っていましたが、この本を読んだ限りでは
試行錯誤を重ねて、新しい犬種を作り上げたという感じがします。

日本にもマタギなんて人がいて、古くから狩りをする文化もあったでしょうが
やはり農耕民族ですから、狩りをする過程で仕事に適合した犬を徐々に
作り上げるということはなかったのかなぁと感じました。
個人的にはあったとしても、大規模に継続的に行われることはなかったのではないか?
だから犬種を作る=容姿を整える、ということになるのかな?
いやいや、狩猟民族と暮らす犬たちの成り立ちについても全く知らないんだから
調べて見れば、どこのどの犬もそんなもんなのか?
いやしかし、紀州犬に入れ込み、展覧(ショー)にも出展していた近藤啓太さんは
「最近は容姿ばかりがもてはやされ、気質が落ちている」と嘆いていたではないか。
これは1991年発行の本、近藤さんも今は亡き人だから、今はまた違うのかな?

お友だちの紀州犬めぐちゃん。
meguchan.jpg
ワイルド武勇伝多数ありだ「が」、立派なお母さん。

いいんですよ、容姿をもてはやしたって。
でも容姿だけをもてはやしたいなら、朝顔にすれば?って思うんですけど
それはママがサトウ君だから?

ママは容姿にこだわることを否定するわけじゃないんですよ。
和犬の展覧は見たことがないけれど、以前ドッグショーには何度か行きました。
面白かったですよ。すごく。また行きたいとも思っています。
優劣の差はわかりませんでしたが、どの子も堂々として美しかった!

きっとこの本に出てくる秋田犬にも、寸法や角度では伝わらない
素朴な佇まいだの、野趣だの威厳だのというものがたっぷりあって
一目見ただけで素晴らしい犬なのだとわかるのでしょう。
そして犬たちにはきっと、とっておきのエピソードもあるのでしょう。
そういうのを読みたかった。
作者は元記者だったかな?(もう本が手元になく、ママの脳みそはアリンコ並)
この本を作成するのは相当大変だったと思います。
生半可な情熱ではできなかったと思います。
面白くない本ではなかったんですよ。
悪いとも思わないんですよ。
でも、ちっともいいとは思わなかった。

ママにはどの秋田犬よりも、この子が一番素晴らしいと思った。

15031.jpg

長毛だし、耳の位置も形も左右違うし、立ち姿はヘタレだし
ママの姿が見えなくなるとしっぽを下げてヒューヒュー鼻鳴きするし
だいたい秋田犬じゃないかもしれないけど、
善ちゃんをセンターで初めて見た時、ママの胸は大きく揺さぶられましたよ。
なんて素敵な子!って、ときめきましたよ。
ママだけじゃなく、善ちゃんに会った犬好きな人の多くがそう思うようですよ。

それじゃダメ?

なんかねー、自分がどう思っているのかよくわからないんです。
犬種には犬種ごとの素晴らしさが絶対にある。
アリンコ脳のママだけど、実はちょっとした犬種オタクかもしれません。
でも犬種にこだわって、犬そのもの、または各個体の素晴らしさ
をないがしろにするのはいかがなものか?
・・・と考えているのかどうか?も、よくわからない。
ママがどう思おうと、秋田犬も秋田犬を取り巻く環境も、何も変わりはしないけど
何かしら、自分の考えというものがあるべきではないのか?
それもまた、わからない。

15032.jpg

やっぱりママは犬そのものが好き。犬種よりも各個体に興味がある。
・・・とか言いつつ、ママが愛してやまない犬種がいくつかあります。
でももし、どれかひとつ!と聞かれたら、雑種犬と答えるかもしれません。
誰も聞かないだろうけど、今、ものすごく迷って考えましたのよ。

いやぁ、長々と書いてしまった。
年末年始頑張ったので、ママは今週勝手に冬休みをいただいていますの。
特に誰にも断らず、誰にも迷惑もかけず、ひっそりと休んでおりましたの。
それで時間がたっぷりありまして、こういう長文になったわけですの。
ここまでお付き合いくださった方、本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

お・ま・け
長毛秋田犬は「モク」とか「モグ」とか「ムク」って言われるらしいです。
この本で知ったのですが、秋田犬に出る長毛は「カラフト犬」由来だそうです。
それを思うと、なんか、気持ちがフワァ~~~ンとします。
樺太の厳しい寒さに耐える被毛なのかぁ、かっこいぃ♡って。
・・・しかし、ふと気づく。
ここは関東。
善ちゃんには辛かろうね。

こんなサイトも見つけたよ!


善吉くんの預かり日記は☆コチラ☆です。みてみてみてみてね。


perro dogs homeでは、たくさんの可愛いワンコたちが
優しいご家族との出会いを待っています。
是非のぞいてみてくださいね♪





20:12  |  さもない話  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

★No title

うんうん、そだね、と思ってしまいました。
たぶん、私もサトウ君の叔母さんくらいの立ち位置だと思うので
同じように感じます。

だいたい、犬の容姿だの声がどうのって、人間さまから見た基準ですよね。
しかも、見てくれだけじゃないかと。

一緒に暮らすのであれば、性格が良いとか相性が良いとか、もっと
たくさんの大事な事があると思います。

昔、長毛シェパードを飼っておられる方がいました。
純血統でも、まれに違う容姿の子が生まれる事がある。
そうすると、その子はスタンダードじゃないからと抹殺されてしまう
のだそうです。

それは人間のエゴだから、自分は血統書なんか要らないからと
その子を飼ってらっしゃいました。

どうだって良いじゃん、と私も思います。
結局、人間の見栄なんじゃないかと。
その為に遺伝子操作に近いような事をするのって、傲慢ですよね。

その人にとって良い犬であれば、それで良いんじゃないかと思います。
ターミ姉ちゃん | 2015年01月11日(日) 10:10 | URL | コメント編集

そうゆうことか!
4、50年前に田舎にある実家で
名前のある犬をご近所みんな飼っていたんですよ。シェパードスピッツセッター…
勿論外飼い番犬用として
みんな農家のお家で血統書付きの犬を
飼う感じではなかったのは
はじかれた犬を譲って貰ってきてたから
なんだ…ってつながりました。
当時私はまだ居なかったので
聞いた話で犬達の容姿は見ていないけど
きっと不都合な子達だったんでしょうね

近くにブリーダーが居たのかもしれません
今ではこの地域はガンドッグの捨てられる場所で有名なところ、昔から不都合な子達を処分する場所だったのかもしれませんね

書いてて悲しくなってきちゃった。

私は雑種派です。
メェちゃんコーギーママから
産まれてるけど殆んどラブパパ似で
13キロのシニアで婆さんなのに
赤ちゃんラブに間違えられ、小さなボディでオフッと大型犬の吠え方をする。
だけど上目使いはコーギー。微妙に短足。
巻き尻尾だからどっちかに芝爺さんでも
入ってるかな?

雑種はこんな推測が出来て
更にオンリーワン
大好きです。

ティオ松さん今年もよろしくWAN‼︎
メェママ | 2015年01月11日(日) 16:15 | URL | コメント編集

★No title

ターミ姉ちゃんさん☆

容姿によって「生まれて来なかったことにする」なんて、人間だけですよね。
ひどいエゴ、過激に言ってしまうならば、神への冒涜とも思います。
だいたい散々「クズ犬」を処分してきたおっさんどもは、どんな立派なご面相をしていたのやら。。。
犬の出産に立ち合い、モコモコのかわいい仔犬を抱き、それでも毛が長く伸びだしてきたら処分する、そんな人間がまともな精神を持っているとはやはり考えられません。

長毛シェパードの存在は知っていたので、秋田犬の長毛を調べた時に、シェパと一緒か?!とすぐに思いました。
何か仕事をする時には長毛は邪魔になることもあるだろうし、手入れも大変だから、目的を持った犬として活躍する場合に弾かれてしまうのはしょうがないと思うのですが、愛犬としては何ら問題がなく、単に好みの問題ですから、別犬種として残せば良かったのに、、、と感じました。
ワイマラナーには正式に(?)認められたロングヘアータイプがあり、とても優美です。
秋田犬の愛情深く穏やかな性質は、ゴワゴワした短毛よりも、むしろ長毛によく似合っているように思います。
そして!
大好きなシェパの長毛タイプは、一度は実際に、絶対に見てみたいと思っています!
きっとすごくかっこいいはず!!


ティオ松 | 2015年01月13日(火) 11:02 | URL | コメント編集

★No title

メェママさん☆

メェちゃんはコギラブさんなのですね^^一度だけコギラブさんにお会いしたことがありますが、衝撃的でした!!
真っ黒でお顔や体型はほとんどラブ。
しかし脚が、脚が、・・・ラブの1/3くらいで、その愛らしいこと、コミカルなこと!
一目ぼれしました^^
私は大きくてワイルドな犬にあこがれる傾向がありますが、触れ合ってしまえば、どんな犬にも必ず、例外なく惹かれてしまうという、浮気者というか多情で節操のない女でもあります。
大きくても小さくても丸くても細くても短くても長くても、魅力のない犬なんていませんもん!!
もちろん「クズ犬」なんてものは存在しませんっ!!

確立された犬種を思い浮かべながら、雑種犬の由来を探るのは本当に楽しいことです。
容姿だけじゃなく、性質にも現れていることがあり、この犬の祖先はどんな風土のところで、どんな生活をしていたのかな?なんて、[妄想]しだすと止まりません^^;
相変わらず暇人です。。。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ティオ松 | 2015年01月13日(火) 11:15 | URL | コメント編集

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